こんにちは!
今回は
オイルパステルのメーカーの選び方や各メーカーの特徴について紹介していきたいと思います。
オイルパステルの販売メーカー
オイルパステルも、国内・海外のメーカーから様々な種類が販売されています。
- ぺんてる
- サクラクレパス
- ホルベイン
- ファーバーカステル(ドイツ)
- カランダッシュ(スイス)
- セヌリエ(フランス)
メーカー | 硬さ | 色数 | 価格 |
ぺんてる | 硬 | 49色 | 132円 |
サクラクレパス | 硬 | 85色 | 120円 |
ホルベイン | 硬~中 | 100色 | 176円 |
ファーバーカステル | 硬 | 46色 | ※ |
カランダッシュ | 中 | 96色 | 282円 |
セヌリエ | 柔 | 120色 | 300円 |
オイルパステルを選ぶ基準
- 好みの硬さかどうか
- 価格
- 入手しやすさ
の3点です。
次の項目でそれぞれの基準についてお話していきたいと思います。
好みの硬さのオイルパステルを選ぼう
各販売メーカーによってオイルパステルの硬さかが異なります。
硬いパステル・柔らかいパステル、それぞれの特徴として、
線などの細かい描写に適している
塗りカスが出やすい
厚く塗ると均一に塗れずに、色ムラが発生しやすい
画面への定着力があり、伸びがよい
混色しやすい
厚く塗り重ねることができる
どちらかというと、国内製のものより海外製のオイルパステルの方が柔らかい傾向にあります。
一番硬いのが、
ファーバカステルのオイルパステルです。
感触はほとんどクレヨンと同じです。
反対に
一番柔らかいのが、
セヌリエのオイルパステルです。
まるでピーナッツバターを塗っているような感触ですが、柔らか過ぎて、線描には向かないというデメリットもあります。
それぞれの特徴についてお話しましたが
硬さについては一長一短です。
硬いパステルは塗りカスが出ますが、カス自体がオイルパステルなので塗り込んでしまえば支障ありません。
色ムラも、作品によっては独特の風合いを出すことができます。
柔らかいパステルも、上記で少しお話したように柔らか過ぎて線描には不向きであったり、濃淡が調整しにくいデメリットがあります。
ご自身が描きたい絵の雰囲気や好みに合わせて選んでもらう
のが一番だと思います。
まだ最初だからよくわからない…と迷われてるかたは
中間の硬さのホルベインやカランダッシュを試してみてください。
価格
(価格については、皆様のお財布と相談してみてください^^;)
国内製のものよりも、海外製のオイルパステルの方が高価です。
セヌリエは、最高級オイルパステルと謳っているだけあって、一本300円と高価です。
その分、パール色があったり、柔らかさなど他のオイルパステルより群を抜いて良いというのもあります…
高価だと、もったいない精神が発揮してしまう人は、国内メーカーのものがおすすめです。
入手しやすさ
購入はネット通販がおすすめです。
オイルパステルは、取り扱っている画材店が少ないので、基本的にネット通販で購入するのが、一番簡単です。
色セットなら、Amazonで6社すべてが購入可能です。
単色買いの場合は、世界堂さんや画材店のオンラインショップがおすすめです。
(Amazonだと、単色は欠品していることが多いです)
購入が難しいのはセヌリエ
6社の中で、いちば購入が難しいのはセヌリエです。
通販サイトでも取り扱っている店舗が限られてしまいます。
筆者が知っている通販サイトで、セヌリエのオイルパステルを販売しているのは以下の2つです。
・ポンテザール
・画材販売.com
画材販売.comさんは、定価よりすこし割り引きして販売されているようです。品切れの色も少ないため、おすすめです。
単色買いとセット買い、どっちが良いの?
慎重に選びたい人は単色買いがおすすめです
各メーカーを1色ずつでも良いので買って試して気に入ったのを購入して下さい。
めんどくさがりさんはセット買いがおすすめ
とにかく描きたいひとはセット買いがおすすめです。
12色や24色セットを買えば、大体の色は混ぜれば作れます。
12色セット程度であれば、そこまで高価ではないので、お試し感覚で購入するのも良いと思います。
筆者おすすめのオイルパステルは?
筆者のおすすめはホルベインです。
私は面倒くさがりなので、全色セットを大人買いして使っています。
ほどよい硬さと価格なのと、中間色が多くて混色するときに、出したい色をドンピシャで出せるので気に入っています。
ただ、硬さがそれなりにあるので、重ね塗りにはあまり適さないところがありますが…^^;
そういうときは、他メーカーのオイルパステルと組み合わせて使用する方法が大すすめです。
ちなみに、インスタグラムやYouTubeを見てみると、
カランダッシュやサクラクレパスを使われている方が多いみたいです。
オイルパステルは複数のメーカーと併用しよう
いままでお話してきたように、
各メーカーで、柔らかさ・色数が異なります。
一つの会社のオイルパステルだけを使うのでは無くて、
複数のメーカーを使い分けることで、使い方の幅がぐっと広がります。
例えば、メインの部分はホルベインを使って、明るい部分はカランダッシュやセヌリエを上から塗る。など。
使い方は自由なので、
メインで使うオイルパステルを決めて、他のメーカーのものを補助として使うという方法も全然ありだと思います。
まとめ
- オイルパステルを選ぶ基準は好みの硬さ・価格・入手のしやすさの3点
- 慎重に選びたい人は単色買い、めんどくさい人はセット買い
- 一つのメーカーに限らず、補助として他のメーカーも使う
コメント
はじめまして^^
母親業とパートをしながら
画家を目指している
もりしまと申します^^
普段、アクリル絵の具で絵を描いていたのですが、指中に主婦湿疹による水疱が常にできてしまい、手に気を遣ってしまい、思い切り描けなくなったことをきっかけに
ずっと興味があったオイルパステルを
やってみよう!と思いました。
オイルパステルの選び方、
とっても分かりやすく、
参考にさせて頂きました!
思い切ってホルベイン100色と
セヌリエ120色を購入しちゃいました!!笑
ワクワクのきっかけを
ありがとうございます^^
これからも楽しみにしています!
もりしまさん
コメントありがとうございます!とても励みになります。
チャレンジのお手伝いができて嬉しいです(^^)
セヌリエ全色セットすごいですね!
私もセルリエはまだ全色ゲット出来ていないので憧れちゃいます!
オイルパステルは手が汚れやすいので、
ベビーオイルやクレンジングオイルで汚れを浮かせてから、石けんで洗うと簡単にきれいになるので、
お肌への刺激も少なくなるかもしれないです(^^)
ちょっとずつですが、これからもオイルパステルの役立つ情報を発信していく予定なので是非参考にしてみて下さい